命を救う臍帯血移植 法律の整備が課題

臍帯と胎盤の中にある血液には血液の元となる細胞(造血幹細胞)がたくさん含まれており、これにより骨髄移植を必要とする人々を白血病などから救うことができる。この臍帯血を使うメリットは、採取する量が骨髄移植の場合の1/10程で済むこと、また使用する時は解凍してすぐに使えること、更に移植後の拒絶反応が骨髄移植よりも軽いことである。患者や血液提供者にとって安全で負担の少ない治療方法といえる。

現在では臍帯血移植の必要性は高く、骨髄移植と肩を並べるくらいになってきている。しかし需要が増す一方で、10地域にあるバンクは補助金運営のため運営状況は苦しく、臍帯血そのものへの法律も未整備であるため各バンクの血液の質にはバラつきがみられるなど、患者の命を左右する重大な問題が生じているのが現状である。患者の命を救い支えるためにも、なるべく早い法律の整備が求められている。

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