ストーマとその取り扱いについて
ストーマとは、腸や膀胱などに障害があって切除手術を行い自力では排泄ができないような状況になった際に設けられる腹壁に取り付けられた排泄口のことです。
それぞれ腸や膀胱などを腹壁に貼り付け、臓器の内側を体外に剥き出しにするような形で作られます。
臓器には血管が集中していますので見かけ上は赤い花びらのような状況になります。
赤い色をしていますので痛いのではないかと他人からは見られるかもしれませんが、臓器の部分には痛みを感じる神経がありませんので患者に痛みはありません。
実際に利用の際には、このようにして設けられた排出口を覆うような形でパウチと呼ばれるストーマ装具が装着されることになります。
このようにして設けられた排出口の周囲には筋肉がありませんので、健常者が排泄の際に行うような筋肉によるコントロールはできません。
そのために、排出物はパウチの中に時間とともに溜まっていくような状況になります。
利用に際しては、パウチにある程度の量が溜まった際に交換を行います。
傷ついたり細菌による汚染の可能性がありますので、パウチを洗浄して再利用するようなことは行わないでください。
利用の際には汚物が溜まったパウチを体につけている状況になるのですが、この袋自体に匂いを外に出さないような工夫がされていますので強い臭気が外に出ることはありません。
利用の際の注意点については、ストーマ装具の専門メーカーであるピースケアのホームページにQ&Aのページがありますので参照してください。